妊娠中、妊婦の栄養管理はいつからすべき?
妊娠初期、つわりでほとんど食べられない…赤ちゃんの栄養は大丈夫?
妊娠初期は、つわりがひどいと食事がまともにとれず、栄養不足になりがちですよね。
私も5か月ごろまでつわりがひどく、栄養を考えた食事などとてもとれる状態ではありませんでした…^^;
そうなると、胎児に影響がないか不安になりますよね。
では母体の栄養状態は、いつから胎児に影響するのでしょうか?
私もそうでしたが、産婦人科のほとんどの医師や看護師は「妊娠初期の栄養不足はさほど問題ない」と言います。
もともと母体に蓄えられた栄養分で十分赤ちゃんは育つし、つわりが収まれば自然と食べられるようになるから…とのこと。
ただし、水分補給だけはしっかりとしないと、母体もキケンなので脱水だけは気をつけましょう。
妊娠前のやせすぎ、栄養不足は赤ちゃんに影響がある?
妊娠初期は食べられなくてもそんなに心配いらない…といっても、もともと栄養が極端に不足していたり、母体が痩せすぎの場合は注意が必要です。
最近はダイエットなどで、必要以上に痩せすぎな女性も増えていますし、過剰なダイエットのせいで栄養不足に陥っている女性もいます。
そんな中で妊娠をすると、胎児は少ない栄養で育ってしまい、低体重の赤ちゃんが産まれるリスクが高まってしまいます。
安産、健康な赤ちゃんを産むためには、普段からの栄養管理や体質管理が大切
つわり中は、食べられなくても仕方がないですし、通常は胎児にさほど影響はありませんが、
母子ともに健康な状態で出産を迎えるためにも、普段から栄養管理はしておきたいものですね。
食べるのがつらい時期は、食べられるものを食べればいい、と言われますが、フルーツやゼリーなどを食べ過ぎると糖分の過剰摂取になるため、気をつける必要があります。
妊娠中、十分な食事が取れない場合はサプリメントなどで栄養補給をする事も必要です。妊娠初期は葉酸を一日400μgサプリから摂取する事を厚生労働省もすすめています。
また、鉄分やカルシウムなども不足しがちで、妊婦の貧血なども気をつける必要があります。
葉酸サプリには、こういった妊婦に不足しがちな栄養素を含んだものがありますので、妊娠初期から授乳期まで、食べられない時も積極的に飲んでおきたいですね^^